「ALL DAY」 「ALL RAY」
【NEW ALBUM】
「ALL DAY」
「ALL RAY」
by haruka nakamura
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haruka nakamura最新アルバムが2枚同時リリース。
タイトルは「ALL DAY」と「ALL RAY」。
2枚合わせて全16曲に及ぶ、ビートサウンドの連作となります。
アルバムへ向けての特別企画として2025.10.19よりアルバムからシングルを2曲ずつ、4週連続配信リリース。
そしてフルアルバム2枚同時配信リリースとなります。
(アナログレコードも発売予定)
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「ALL DAY」
光の中にある春夏秋冬の風景、過ぎゆく日々の情景。
「ALL RAY」
希望を求めて彷徨う旅路、暗闇から希求する光。
haruka nakamuraがTHE NORTH FACE Sphereとのコラボレーション企画で
四季を巡った4枚のアルバム「Light years」シリーズを発表してから2年。
リリース後の2年間、映画や様々な制作の中でも、
ふと日々の中で浮かんだメロディのスケッチなどをセルフ・サンプリングした
ビートサウンドの制作をライフワーク的に続けていた。
その楽曲たちが今回、THE NORTH FACE Sphereとのコラボレーションの集大成として、
アルバム2枚に及ぶ「ALL DAY」「ALL RAY」全16曲のリリースとなる。
前作よりさらにメロディとビートが印象的に強く響く楽曲たち。2作はどちらも春夏秋冬の光にまなざしを向けながらも、
それぞれに異なる表情を持っている。
アルバムへの道のりとして、シングル8枚が4週連続で先行配信リリース。
アートワークはharuka nakamura が撮影した写真を、suzuki takahisa (16 design institute)が詩情画的デザイン。
シングル8枚を含む、全10枚のジャケットたちは統一された美しいアートワークで世界観を彩る。
*2025.10.19より原宿・THE NORTH FACE Sphereの店内で、リリースに先駆けて全16曲全ての楽曲がBGMとして聴くことができます
【Release Schedule】
-シングル8曲(アルバム内楽曲)を、4週連続シングル配信リリース。(2025.10.19より毎週日曜日)
-アルバム「ALL DAY」配信リリース(2025.11.30)
-アルバム「ALL RAY」配信リリース(2025.11.30)
-アルバム「ALL DAY」「ALL RAY」12インチレコード発売。(2026.1.24(1.13先行))
-原宿・THE NORTH FACE Sphereにて特別展示会開催(2026.1.13-1.22)
アルバム「ALL DAY」に寄せて
THE NORTH FACEとのコラボレーションとして作っていた4枚のアルバム「Light years」シリーズが終わったあと。
ふとピアノを弾いていたら「春夏秋冬」という曲が生まれた。この曲こそ、四季をテーマとしたLight yearsシリーズに入れたかったなあとも思いつつも、プロジェクトが終わったばかりだったので、またいつかこの曲を主題としたアルバムを作ろうかと、タイミングを待つことにした。
それから2年間、ライフワーク的に他の制作のあいだもビートサウンドをコツコツ作り続けていたら、いつの間にかアルバム2枚分ほどの楽曲たちとなり、コンセプトに分けて2枚同時にリリースすることにした。
アルバム「ALL DAY」のきっかけとなった曲は「春夏秋冬」だが、指針となったのは「NEW SONG」という楽曲で、制作の序盤には出来ていたのにも関わらずマスタリング直前の最終段階までコツコツといじり続けた。つまり2年間、付き合ってきた曲。時間をかけて作る彫刻作品のように、忘れた頃にまた掘ったり、寝かせたりを繰り返していた。この曲はビート作りが愉しく、新しい場所へと前進していくような、静かに青く燃える熱量を持っているように感じる。
「クラシック」は一つのフレーズを永遠に繰り返すという、どこかの民族に伝承されている歌のようなイメージで、Meadow(maika)にもコーラス参加してもらい僕と混声で歌ってもらった。彼女は他のいくつかの曲でも歌声で彩りを加えてくれている、今作唯一のゲスト。
他にも「青い森」から着想してアレンジした楽曲もいくつか。ピアノだけでなくギターや、シンセなどの音色も多く使った。四季を謳う多様な側面が、いずれかの季節の情緒に重なり響いてくれることを願って。
haruka nakamura
「ALL DAY」
✴NEW SONG
✴春夏秋冬
✴クラシック
be over come
✴アルペジオ
はじまりの日に
my song
green light
風からの手紙
アルバム「ALL RAY」に寄せて
近年に行われた蔦屋書店とのプロジェクト、本屋のためのアンビエント音楽「青い森」シリーズや「ルックバック」「この夏の星を見る」などの映画音楽と同時進行的に、このアルバムたちを制作していた。いま振り返ると、その時々のモードも少なからずサウンドに影響しているように思うが、「ALL RAY」において指針となった曲はYouTubeにMVを先行公開していた「境界と旅路」だと感じる。
MV映像制作はジャケットデザインを手掛けてくれたデザイナー・suzuki takahisaによるもので、僕のオリジナルMVとしては初めてのモノクローム映像。まるで動く写真かのように、ゆっくりと淡々と時間をかけて移り変わっていくさまが印象的な作品。明滅する灯台と黒い海の独特な美しさに感じて頂いた方も多かったようだ。
ビートサウンド作りの面白いところは、これまで自分が弾いてきたライブでもリハーサルでも、何気ないボイスメモでも全てが料理の材料となること。何処かでなんとなくピアノを弾いていても、これもいつかヒップホップになるかもと思うと面白い。
最後の曲、「秋冬春夏」はアルバム「ALL DAY」のメイン楽曲でもある「春夏秋冬」の、気に入っていた間奏的なセクションをメインと捉えて再構築すると違った表情が生まれた。
テンポを落とし、エンドロール的なアレンジで締めくくる。
物語はまた「ALL DAY」へと繋がっていく。
haruka nakamura
「ALL RAY」
✴Another Lamp
✴Roam
✴境界と旅路
NIS
✴MID WINTER
now&here
秋冬春夏
✴はシングル配信リリース曲。